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トータルケアセンター

障がい者の就労支援、生活支援をする静岡県浜松市のNPO法人

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人間の存在価値を重く主張。バイブルの視点に立ったトータルなケア。

トータルケアセンターは、精神・身体・知的障がい者の自立支援を行っています。人間の存在価値を重く主張するバイブルの視点に立ったトータルなケアを志します。 「あなたは口の聞けない人のために、また、すべての不幸な人の訴えのために、口を開け。 口を開いて、正しくさばき、悩んでいる人や貧しい者の権利を守れ。」聖書より 私達は、机上の活動計画に基づいて事業を展開したのではなく、自分たちの周りにヘルプを求めて来られる方々の必要に応えていくという流れの中で、少しずつ活動を展開し、その活動が形となってきました。精神障害・身体障害・知的障害といった枠を作らずに、健常者も障害者も「人は助けが必要である」という認識の上に、実際的、精神的なヘルプを行ってきました。TCCは、『自立支援』が一つのコンセプトと言えます。

トータルケアセンターは、“人の存在価値は地球よりも重い”という理念に基づいてます。ですから、いわゆる事業体ではなく、共働体という概念が当てはまるでしょう。人はひとりでは生きられず、互いに愛し合い、尊敬しあい、助け合って、共に生きる存在です。私たちは、人は誰とも同じではなく、個性が尊重され、だれも不必要な人はいないと信じています。さらに、人間の本質的に求めるものは愛であると考えます。現代の日本は利害関係によって構築された社会構造です。従って、自己実現の為に多くの人は忙しく、ハンディを持った方、生産能力の低い方は軽視される時代であります。マザーテレサが、「最も恐ろしいのは無関心である」と語りましたが、事実日本人の多くは、自分の利益のことばかり追求する心となり、無関心な愛の冷えていく社会になりつつあると言わざるを得ません。

私たちは、誰とも比較することのない唯一無二の尊い存在だと、自分の存在の意義を知って、自らのできることで、互いに助け合うことにより、利害関係ではなく、家族のような愛し合う関係ができるよう願っています。そこには、見栄は必要ありません。、劣等感や優越感を持つ必要はありません。強制(恐怖心によって行動すること)も必要ありません。ただ喜んで自分のできることを良心に従って行うのです。立場も関係ありません。上下関係はありません。人を蹴落として自分の欲望を満足させる社会はもう終わらせなければなりません。私たちはより良い地域社会を作り上げるべく呼びかけ、日本人が本来持っている正義感と自己犠牲の心、憐れみ、優しさ、ホスピタリティーが引き出され、“自分が生きる”人生から、“他者を生かす”人生へと始まることを願いつつ、地道に前進しております。


設立の経緯

代表が福祉大学を経て就職した知的障害者の更正施設での、純粋無垢な「人たち」との衝撃的な出会いが発端となり、健常と障害の区別、障害別で区切らない、お互いを認め受け止め支え合う場を夢見てきました。2001年、数名の有志と共に、三方原町に土地と家屋を購入し、トータルケアセンターと名をうって立ち上げました。

展開

初期の頃は、いわゆる精神障害者の方との関わりが比較的多くあり、病院や施設を出た後の「自立」の援助をしてきました。 具体的には、安間個人の名義で身元保証人となって、トータルケアセンターの近くにアパートを借り、週に数回、栄養面を配慮したランチサービスを安価で提供してきました。(→ランチサービス)また、個人の精神状態に応じて、その都度話し合いを持ち、人生の方向性を示し励ましてきました。さらには、実際に部屋の掃除、散髪、買い物付添い、金銭管理等のケアも行ってきました。

また、様々な事情で数日~数ヶ月間、宿泊を含めた生活パターンを見守りながらケアする必要があるケースを想定し(設立前は安間の自宅でケアを行っていました)、当センター内に、和室・風呂・トイレなど独立して生活できる機能を設置しました。(→ショートステイ) 現実に、アルコール依存症の男性、自殺願望が強く危険な状態にあったひきこもりの男性、親子関係のしがらみ・暴力で精神的に苦しんでいた男性、児童相談所の依頼で児童養護施設で虐待で苦しむ少女、PTSDの女性、知的障害児の一時預かりなど多くの方々をこの空間で受け止めてきました。私達の活動には欠かせないスペースとなっています。代表と志を同じくしている医療職の夫婦が管理とショートステイ者の世話も含めて2階に居住しているからこそ可能なケアです。 このショートステイの期間を経て、状態が落ち着き、改善されてきた方々を、近くのアパートに住まわせ、自立へと向かっているケースがパターンとなりつつあります。

昨年、6月からは、ケアハウスに住む知的障害を持つ女性と、同じく男性寮に住む精神障害を持つ男性の日常的受け止めの場として、革細工やアクセサリーを中心とした小規模作業所『グレース工房』をスタートさせました。この作業所が今年の4月より十数名の知的障害者を加えて拡大し、現在、知的・精神・身体障害者併せて約20名が月~金9時~16時まで、天然塩・ミックススパイス・バスソルトなどの精製から製品化作業、販売までを行っています。

農園

小規模作業所『グレース工房』の拡充・・・施設の整備及びハンディを持つ方々の雇用拡充 喫茶店や店舗を持ち、一般社会で当たり前に障がい者も働いている職場作りを行うと同時に、社会の認知を促進し、浜松市の福祉促進の一助となることを目指します。

今後、共に支え合う場として市民のボランティア活動の場を提供することや、障がい者(児)・子ども(託児所)・お年寄りが共生できるグループホーム建設を目指しています。

※TCCでは、ハンディを持った仲間と共に働く場を提供しています。一緒に仕事をしてみたいと思われる方は、一度ご連絡下さい。

活動の様子

クリックすると詳細が見られます。

代表者紹介・挨拶

安間孝明

安間孝明

NPO法人トータルケアセンター代表

トータルケアセンターは、与えられたものを大切にしようとすることから始まりました。命も時間も出会いも与えられたもの、その一つ一つを大切にしようとする試みが実を結び、今のグレースグループとなりました。

ある友人から知的ハンディを持つAさんのことで相談がありました。「携帯を月に7万も使い、知らない男性について行くし、親とアパートで暮らしているんだけど激しいケンカをしてアパートを追い出されることを繰り返していて家族がまいっているんだけど、安間さんのとこで何とかならない?」とのことでした。すでに週4日ハンディを持った仲間3人と集まり、軽作業を始めていた私たちを頼ってのことでした。

私たちはそこをグレース工房と名付けました。スタッフは、すべてボランティアでした。Aさんのことを相談すると、病院勤務をしていたYさんが自分のアパートにAさんを迎えてくれました。常勤を非常勤に切り替え、多くの時間をAさんの人生の立て上げのために使ってくれました。月1回の仲間と開いていた「お菓子教室」も彼女が講師でした。

そこに来ていた仲間7人がグレース工房に来ることになり、週5日集まることになりました。自分の車を提供し毎日60キロの送迎を申し出てくれる人、午前中仕事を休み事務仕事をしてくれる人、昼食作りに来てくれる人、夜中のバイトをして18手伝ってくれる人、1年半ボランティア運営は続きました。男性の共同アパートもスタートしました。私の自宅の2階も仲間が住むことになりました。浜松市の認可事業として認められるまですべて持ち出しでした。

この時代を支えていたのは、「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい。」という型書のことばでした。私たちは正しい自尊心を持つことを学び、人を大切にすることを学んで来ました。この価値観に生きると決めた仲間がいたからこそ今のトータルケアセンターがあるのです。グレース、それは「神の恵み」という意味です。現代人は、与えられたものを大切にしていないのではないでしょうか。いとも簡単に命を捨てたり、奪ったり、互いに傷つけあっています。環境破壊もその一つでしょう。グレースグループは、「与えられたものを大切に」を合言葉に自然で安全な食を追及しながら、人を大切にする仲間の輪を広げていきたいと考えています。

お問い合わせ

053-414-5202
営業時間:月曜日から金曜日 午前9時から午後5時まで
ご質問お問い合わせ: tcc@npotcc.com